有難いことに、新車ラッシュが続いていますが、今回「新車あるある?」をご紹介させて頂きます。
殆どの新車は、綺麗な状態で納車されますが、納車直後に当ブースへ持ち込んで頂くお車の中によくある状態をご紹介します。
新車でも販売店で「在庫車両」として置いてあることもあるため、下記のような水垢や汚れが付いていることが、よくあります。
まずは、フロントグリルの水垢です。
ここは水が溜まり易い構造なので、どうしても数日で水滴の跡がついてしまいます。
ごしごし磨ける場所ではない(ポリッシャーを使えない)ので、溶剤を使ってコツコツ拭き上げて水垢を取り除いた後、スプレーガンでコーティングしていきます。
リアハッチの取手部分も、水が溜まり易いところです。
次に多いのが、ラップガード(新車用の保護フィルム)を剥がした後の、糊(ノリ)や接着剤の拭き取り忘れです。
上下の写真は、共に天井(ルーフ)についた糊の跡です。勿論水洗いでは取れませんし、粘着質のため汚れを吸い寄せてくれます。
ちなみにラップガードとは、こんな感じです。⇓
続いて、メッキ部分の汚れ。洗車時の洗剤等が十分落とせてない場合や、水滴をしっかり拭き取れていない場合に以下のような状態になります。
ぱっと見では分かりませんが、よく見るとこんな感じです。
ここも磨くとキズが入るので、じっくりゆっくり洗い流してコーティングしていきます。
フロントグリル周りは、特に複雑な形状ですので、新車でなくても直ぐに水垢が付き易いので、困りますね。こういう部分こそ、コーティングしておくと汚れにくく、また落としやすくなります。
以上、「新車あるある?」をお伝えしましたが、全ての新車がこういう状態ではございませんが、新車をお買い求めの際に、何か参考にして頂ければ幸いです。
料金・サイズなど詳しくは、以下HPをご覧くださいませ。