車のガラスも汚れを放置しておくと、水垢が付着しますが、長時間経過すると固まってしまい、魚の鱗のような白い模様がつくため「ウロコ」と呼ばれます。
ウロコ汚れは一度つくと、簡単な水洗いや拭き掃除では落ちないので注意が必要です。
今回、本ブログをご覧頂いたお客様からご相談を受け(実車を見ずに最近購入されたとのこと)、拝見させていただくと、前オーナー様若しくは販売店で、相当期間放置されていたようで、ウロコの上にウロコが載っている「重症」状態でした。
光の反射具合でウロコの付着が分かります。
そもそもウロコとは、雨などの水に含まれる炭酸カルシウムやカルキ、油汚れなどが原因で、放置することによって水分が蒸発、紫外線や太陽光の熱によって焼き付いたものです。なので、定期的に拭き上げずに蓄積されると、市販の鱗取りクリーナーを使っても、なかなか落とせなくなります。
当ブースでは、ガラスに過度な負荷をかけないよう、専用溶剤を塗布+洗浄を数回実施し、厚く積もったウロコを最初に溶かしていきます(時間は結構かかります)。ボディやガラス周りのゴムに影響しないよう、慎重に行わなければなりません。
その後、ガラス専用のコンパウンドとポリッシャーで、しつこくこびりついたウロコを磨き落とします。
ワイパーが拭きとれない部分は、特にウロコがたっぷり状態^^ ですが、、
完成後は、後方視界スッキリ^^
⇑Before ⇓After
⇑Before ⇓After
フロントガラスのワイパー周りも、綺麗に落とせました。
オーナー様には大変お悦びいただき、本当に良かったです。またお困りごとがございましたら、遠慮なくご相談くださいませ^^
ありがとうございました!